御同輩に捧ぐ‥ダブルクラッチ と ダブルシフト
真夏の日差しも 少し感じる今日この頃
40才オーバー 初心者の皆さま如何お過ごしでしょうか?
さて 自転車のエンジンは アナタ様 御自身であります。
エンジンには最適な回転域もレッドゾーンもありますよね?
エンジンといえば まず思い浮かぶのが自動車です。 スポーツカー♪
← 御同輩の皆さまは 幼少のおり、
サーキットの狼 とか読んでましたか?
‥‥私自身は マッハGo!Go! の世代です。
サーキットの狼の中には
よく ヒールアンドトウ なるテクニックが登場しました。
アクセルとブレーキを右足で同時に操作するアレです。
シフトダウンの時に 唐突にエンブレが効かないように
エンジン回転を車速に同調させるテクであります。
が しかし それはマンガの世界でして
実際のモータスポーツでは ヒールアンドトウ だけではダメなんですね
それと同時に ダブルクラッチも踏まねば 本来の効用は生まれません。
【細かい話なので興味のない方は飛ばしてください:車のミッションの内部は 大きく分けてインプットシャフト・カウンターシャフト・アウトプットシャフトの3つでして‥シフトする時に クラッチを踏んだ状態でいくらアクセルを煽ってもインプットシャフトの回転は上がりません。 シフト位置がニュートラルを通過する瞬間に一度クラッチを繋ぎ、エンジン回転を上げるとインプットシャフトの回転が上がり、シフト位置が目標位置に入る直前にもう一度クラッチを切り即座に繋ぐ。この動作によりシンクロに負担を掛けずに素早いシフト動作ができます。 一回の変速に二回クラッチを踏むことからダブルクラッチと呼ばれます。 左右の足が素早く動きます。慣れれば簡単です。 ジムカーナ競技での180°ターンでは必須。 日常では負荷の大きいバスの運転などでも目にしますね。】
要は‥シフトした時に急激な回転変化はエンジンにとってよろしくありません
ここから 自転車の話に戻ります
ある時、アナタ様はフロントギヤがアウター【大きいほう】で走ってたとします。
坂がだんだん急になってきて 後ろのギヤの一番軽いのまでシフトしました
もう これ以上後ろのギヤは軽くならない! まだまだ 坂が続くなら
もっと軽くしたくなり‥今度はフロントギヤをインナーにシフトしますよね。
この時!! 後ろのギヤがそのままだと どうなります?
フロント小さいギヤ × 後ろ軽いギヤ = 最大軽いギヤポジション
になってしまい フロント変速した瞬間 アナタ様の脚は
ドヒョヒョ~んと 空回りしレッドゾーンに突入です。
では どうしたら 良いのでしょうか‥スポーツバイクの世界には
ダブルシフトと言う テクニックがあるのです。 ↓ これです【動画参照】
フロント変速【左手のシフト】は 単独でしちゃダメなんです。 一瞬前に後ろのギヤを
重くしたり 軽くします。 後ろのギヤは右のシフトレバーを深く押すと多段シフトします。
【シマノの場合、 重くする方向は連打です。カンパは一気シフトできます】
フロントを変速する直前に 3~4段リヤが逆方向に変速されていれば
繋がりよいギヤ比の連続となり 気持ちよくエンジンが回り続けます。
フロントのギヤ 大きい奴【50tとか52t】 と 小さい奴【34tとか39t】で二枚。
後ろが 10段なら2×10で20段変速。 9段なら18段変速と
カタログには記載されておりますが‥ギヤ比はオーバーラップしてますので
フロントギヤ 各々後ろギヤの端と 変速した後ろギヤ真ん中あたりで 同じギヤ比と考えてください。
御同輩に捧ぐ言葉
『フロント変速は 単独でしない!
チョイ前に 後ろを逆方向に多段シフトしよう!』
by野澤