御同輩に捧ぐ! ロードにすべきか‥クロスにすべきか?
梅雨入りしたのに晴天が続く今日この頃‥
この夏からスポーツ自転車を初めてみたい 45歳オーバーの御同輩の皆様は
『健康によいらしいし、血液サラサラらしいし‥女房も賛成してるし♪
さてさて ロードにしようか! クロスなのか?』
と嬉しい悩みで 日々悶々としてらっしゃいます?
実際にどうちがうでしょうか。 その自転車の実態を決める根源的な要素は
フレームの設計であります。 この自転車のフレームの設計図をこの業界ではスケルトン
あるいはジオメトリーとか呼びます。 『ああ このスケルトンなら★★だね』
とか言うわけで御座います。
← これですね。
比較対照として ロードの代表選手はTCR SL。バリバリのロードレーサーの数値
| サイズ | A | B | C | D | E | F | G | H |
適応身長 |
|---|
| 700(465/S) | 535.0 | 465 | 135 | 73.5 | 72.0 | 70.0 | 971.2 | 405 |
165-180 |
そして クロスバイクの代表選手として エスケープR3 のスケルトン
| 465(S) | 545.0 | 465 | 145 | 74.0 | 72.0 | 70.0 | 1005.8 | 425 |
160-175 |
上記の寸法 で注目したのはGの寸法です。 ホイールベースですね。
ここに一番の差違がありますね。
← 画像クリックで拡大
ここの寸法違いは 実車だと左画像の赤丸の
部分‥ ホイールとフレームの隙間に
現れます。
← 上のR3 の 隙間と比べ
TCR SL の隙間がスンゴク狭いのが
見えるでしょうか?
ホイールベースが長いと‥
良く言えば 『 安定し 乗り心地が良い。』
まったく同じ性格を悪く言えば 『ダルな感触で反応性が悪い』
また ホイールベースが短いバイクの性格を
良く言えば 『俊敏で リニアな加速でヒラリとコーナーワーク♪』
まったく同じ性格を悪く言えば 『低速で過敏に倒れ込み、不安定』
となってしまうのであります。 自転車に限らずすべての道具の性能は
良いとこ 悪いとこ 表裏一体ですから。
意外にも コーナリング性能に大きな影響を与える
ハンガー下がりのF寸法とヘッドアングルE寸法がまったく同一の
70mm&72° となっているのが興味深いです。
ジャイアントはカテゴリ問わずベストな数値と考えているのでしょうか?
C寸法のヘッドチューブの寸法差は10mmですが R3のタイヤクリアランスはTCRよりかなり大きいですので もっと差があります。 この数値が大きいとサドルとハンドルの高低差が小さくなり
ヘッドチューブ長い=アップライト=楽チン姿勢 となります。
クロスであるR3は マイルドな乗り味で ゆったりと一定速度で流すのに適し。
ロードのTCRは 切れ味鋭い コーナーワークと加速性能 と見てとれます。
日々‥ スポーツバイクのカテゴリー選びを御客様に御助言する場合
私が重要と考えるのは 御客様がその時点で思い描く幸せな場面をお聴きするなのは
上記があるからです。 間違った選択をしてしまうと
『こんなハズじゃなかった! なんかサイクリングって辛い!』となってしまうでしょうから。
さあ アナタ様に ベストマッチは
クロスバイクでしょうか? ロードバイクでしょうか?
はたまた フラットバーロードでありましょうか?
by野澤