ビギナーズ・メンテナンス FC-7800とCN-7900の相性
現在 7800シリーズを御使用の皆様におきましても
新型7900のチェーンは魅力的ではないでしょうか?
CN-7900は 中空ピンで穴あきプレートで軽量ですしね。
← 画像クリックで拡大
後ろギヤとは A互換の相性バッチリですが
でも FC-7800【クランク】に組み合わせた時
には 変速性能が落ちる B互換なんですね。
B互換 ‥‥ 実際どうなのか自分のバイクでやって みました!
クランクを7800にして チェーンを7900にし 80kmほど走りました。
確かに フロント変速の インナー→アウター変速は チャンと調整しても
イマイチです。 タイミングが悪いとガチャガチャ言うばかりで
アウターに上がってくれません。
【アウターからインナーに落とす変速は サクッといき、無問題です】
私のバイクはカンパニョーロです それにしても なんだか登り変速がトロ過ぎる。
何故なんだろう? ‥ 皆様!! 自転車の変速って 誰がやってるか御存じですか?
アナタ様は 洗濯物を 洗濯機に投入しスイッチを入れます。
あとは待つだけです。 洗濯をしているのは 洗濯機ですね。
当たり前の話です。
が しかし自転車の変速をしてくれるのは 変速機ではありません【特にフロント変速】
じゃあ 誰が インナーにあるチェーンをアウターに持ち上げているかというと
← コイツ です。 変速ポイント君です!
【目立たない裏側に物凄く単価の掛かる切削加工がしてあります。グレードによるレスポンス差はこの精度とリングの剛性により生み出されます】
このアウターチェンリングの裏側にある
丸いピンと その周辺の複雑な形状の溝
コイツが チェーンを引っ掛けて持ち上げているのです。
変速機は単に変速のきっかけを与えているだけです 【特にインナー→アウターの時】
← リヤのギヤにも変速ポイントはあります。
画像中ほどの ギヤが凹んでいる部分です。
この 変速ポイントの 形状はチェーンの形状と密接な関係をもっていまして
過去 このシステムの発明により 自転車の変速レスポンスは劇的に進歩しました。
←さて 7900のチェーンはアウタープレートが新設計で
7900のチェンリングの変速ポイントとピッタリの形です。
7900のクランクとチェーンの相性はバッチリなんです。
←しかも 左右で形状を変えていまして
CN-7900には 裏表があるのです。
左側のプレートは リヤの変速ポイントに合致し
右側のプレートはフロントの変速ポイントに合致。
←ここで 注目したのは
リヤのギヤとは 7800でも7900でもA互換なとこ。
つまり チェーンのリヤ変速に関係する左側のプレートの
形状は7800と変わりません 【穴あき加工はありますが】
そして 7800のチェーンには 裏表がありません。
ならば この チェーンを 反対にひっくり返して使ったら どうなるか?
フロント変速に関わる側が7800と同じプレートになるからA互換にならないか?
↑ やって みましたとも!! この画像のチェーン 正規の方向とは逆です。
結果はインナーからアウターの上がりが確実になりました。
ガチャガチャ いいません。 うーんグッドアイデア♪
因みに リヤの変速は 問題なく動作しました。
7800や6600や5600環境でCN-7900を快適に使えます。
見た目もコッチの方がカッコイイ‥ でも‥シマノ社がフロント変速側アウタープレートをあえて肉抜き加工しなかったのは強度確保の為でしょうか? とするとこのままではプレート変形等のトラブル発生?
Fインナーからアウターの動作にはリヤ変速よりもずっと大きい力が掛かりますからね。
←KMCのSLXも肉抜きしてありますけど‥どうなんでしょうか。
しばらくこの変則的裏返し使いでテストしてみます。
【あくまで裏ワザですから これにより何らかのトラブルあってもメーカー保証は効きませんけど】
by 野澤